おとわ法律事務所弁護士 高橋健一
日本及び米国ニューヨーク州において学位及び弁護士資格を取得し、東京及び米国ニューヨーク州の大手法律事務所において、個人あるいは法人をお客様に、国内外の民事、商事、家事、相続、刑事事件などを通じてキャリアを重ねて参りました。特に、訴訟などの紛争解決、しかも緻密な調査や大胆な戦略、柔軟な対応が高度に要求される大型訴訟案件等に長く携わってまいりましたので、訴訟などの手続そのものにおいてはいうまでもなく、紛争の予防や訴訟などに至っていない事件の解決に際しましても将来起こり得る訴訟などを見据えた上で、ひときわ勇敢かつ柔軟な戦略をご提案させていただきます。
悩み事を抱えられているお客様は、多少なりとも心に傷を負われて法律事務所を訪ねられていることと思います。法律問題の解決を通じて、お客様が、心の傷を癒され、清々しい人生を歩まれるよう、微力ながらお手伝いをさせていただきたいと考えています。
高橋 健一
弁護士(神奈川県弁護士会所属)
1971年2月
- 神奈川県横須賀市に出生
1989年3月
- 神奈川県立追浜高等学校卒業
1994年3月
- 早稲田大学法学部卒業
1999年3月
- 最高裁判所司法研修所修了
1999年4月
- 弁護士登録(第二東京弁護士会)、牛島法律事務所(現牛島総合法律事務所)入所
2006年5月
- New York University School of Law (LL.M.) 卒業
2006年9月
- LeBouef, Lamb, Greene & MacRae L.L.P. (New York)にて研修
2007年3月
- 米国ニューヨーク州弁護士登録
2007年9月
- 牛島総合法律事務所パートナー就任
2014年4月
- おとわ法律事務所設立(神奈川県弁護士会へ登録換え)
(皆様におとわ法律事務所弁護士高橋健一を知っていただきたく、ここに同弁護士のインタビューをご紹介します。)
聞き手:それでは、始めさせていただきます。本日は、お客様に先生がどういう人なのかを知っていただこうという趣旨で、いくつか質問をさせていただきます。
高 橋:よろしくお願いします。
聞き手:手始めに、おとわ法律事務所の名前の由来はどういったことなのでしょうか。法律事務所には、所属する弁護士の先生の名前をつけるところも多いと聞いています。
高 橋:「おとわ」は地名からとっています。私が妻と結婚してすぐに住んだ場所が東京都文京区の音羽でした。いつもきれいな響きだと思っていたんです。それで、事務所を開業する際、夫婦2人の生活のスタートを切った地でもありましたし、「おとわ」であればお客様に覚えてもらいやすいとも思って、「おとわ法律事務所」としました。
聞き手:先生が弁護士になった理由を聞かせてください。
高 橋:弁護士には、素浪人の格好良さ、というのでしょうか、権力を背景に持たず、自分の力で向かい風に立ち向かうような、勇敢なイメージがありました。子供のころ自分に自信がなかったのもしれませんが、そういうイメージに憧れたのがきっかけだと思います。今でも、疲れたときや問題に直面したときは、そういうイメージで自分を励ましたりします。
聞き手:休みの日にはどのようなことをしていますか。
高 橋:「先生」だと、法律の本を読んでいる、などという答えを想像するんですかね。家族と過ごしたり、好きな車に乗ったりしています。私個人の意見でしかありませんが、法律は常識の具現です。他の人たちと常識が共有できなければ、法律家であることはできないと思います。言い換えれば、弁護士も平凡な人であり、平凡な生活をしている必要があると思います。
聞き手:法律事務所は敷居が高い、といわれますが、その点についてどう考えていますか。おとわ法律事務所は、一番相談しやすい法律事務所を目指しているということですが。
高 橋:「先生」に話さなくてはいけない、話しにくさをイメージするのではないかと思います。銀行やデパートのように接客が洗練されていないというイメージ、といっても良いかもしれません。ですから、私は、初回法律相談を無料にしています。法律相談が無料だということに意味があるのではなくて、話しにくいことはないのだと確かめてほしいということなんです。なるべく話のしやすい雰囲気を意識して心がけますし、お話のしにくそうなお客様には、こちらから雑談を持ちかけます。心配しないでいただきたいです。気兼ねなく話ができれば、費用などの問題でその後の進展がなくても、弁護士へのアクセス自体のハードルは低くなるように思います。
聞き手:弁護士として大切にしていることはありますか。
高 橋:色々ありますが、一つは、話をきちんと聞くこと。スラスラと思ったことを話せる人もいれば、そうでない人もいます。サラッと言ったほんの一言が重要だったりすることもままありますから、聞き落としのないようにということですね。あるいは、とにかく分かりやすく話す、ということです。耳ざわりのよい話をいくらしてみても、何が起きており、何が起こりうるのか、そのために何ができるのか、が理解できなければ、お客様はますます不安になるでしょう。それでは、弁護士と話しても無駄だったと思われてしまいますね。
聞き手:理想の弁護士像は、どのようなものでしょうか。
高 橋:弁護士に限りませんが、私は、胸を張って人生を送りたいと思っています。もちろん、威張って歩きたいということではありません。一日一日がすごく大切に思えるような生き方ができて、人生を与えてくれた両親に感謝できて、子供にもこういう生き方がしたいと思われるような生き方です。お客様に自分の価値観を押し付けるつもりは毛頭ありませんが、私がいることで、お客様の人生がそんなふうになったら素晴らしいと思います。
聞き手:法律事務所を訪れることに躊躇している人に対して、メッセージはありますか。
高 橋:先ほどの法律事務所の敷居の高さに関する質問のところでもお話しましたが、まずはお話するチャンスをください。お客様は、前に進むのが怖ければ、目をつぶっていてもいいんです。一歩を踏み出さなくとも、足を前にゆっくり差し出していただければ、こちらで受け止める準備はできています。ご安心ください。